EYELET / アイレット モチーフ

 

 

「ブランドを代表するこだわりのプロダクト/MASTERPIECE PRODUCT」

 

 

今やブランドアイコンとなったJAMの決定的なモチーフ “EYELET / アイレット”

 

財布・ウォレットや鞄・バッグなどのレザーグッズに。JAM HOME MADEのあらゆるアイテムの表情を印象づけているこのアイレットは、ウォレットチェーン装着用のハトメパーツとして2000年に誕生しました。

 

ウォレットチェーン使用時に生じるねじれ、絡まりといった煩わしさを解消するため、ジャムホームメイドは業界で初めて360°回転する仕様を開発しました。

 

そもそもウォレットチェーンの起源は、バイク乗りが財布の落下防止にチェーンをつけたのが始まりとか、トラック運転手が車から降りる際に財布を車内に置き忘れることを防止するためとか諸説あります。いずれにしても、落下防止や紛失防止などの実用的根拠から製品化されたアイテム。

 

そして、バイカーサブカルチャー、バイカーファッションは少しづつ少しづつ世に浸透していき、1970年代に巻き起こったロンドンのパンクムーブメント。

 

特に、パンクやハードロック歌手などはこぞってファッションアイテムとして、ステージ衣装などに採用しましたので、それに憧れてカッコイイアイテムとして、ウォレットチェーンも一般に普及、男性ファッションのアクセント・アクセサリーとして火がつきました。

 

ムーブメントの盛り上がりとともに、よりアナーキーなスタイル、パンクファッションが確立され、鋲を打った革ジャン、引き裂かれたTシャツやジーンズ、安全ピン、逆立てた髪など多くの特徴ふがあります。それらの煽動的で過激なものたちを、労働者階級の反逆の意思としてウォレットチェーンも同様にファッションに取り入れられました。

 

そんなユースカルチャーアイテムを、ジュエリーのモチーフとして取り入れ発展させたのがジャムホームメイドである。

 

「デザインと機能性は両立しなければならない。機能性の追求こそがデザインの本質的な価値につながる。」

 

ディレクター増井のデザインに対するこの信念は言い換えれば、プロダクトの本質に思いを巡らせ本来求められている以上の機能を持たせることがデザインの成功の一つである、との考えにつながります。

 

そしてそれは、快適な生活を送れるように、という人への思いやりであると同時に、長く大事に使われて欲しい、という物への思いやりでもあると言えるのです。

 

 

 

• • 「財布に宝石を付属する」
  • 「妥協のないこだわりと高い技術力」
  • 「大胆にアクセサリーに転換」
  • JAMHOMEMADEのデザインコンセプト
  • 「アイレットモチーフ商品」

 

 

 

 

 

「財布に宝石を付属する」

 

 

ジャムホームメイドでジュエリーに次いで人気を誇る傑作レザープロダクト。ほとんどすべての財布/ウォレットに採用されることとなったアイレットパーツの開発。

 

そして、革小物と貴石を融合させた、類のない提案。貴石を加えることで価値ある装飾品へと昇華させました。

 

宝石とは人にとってお守りのような意味を持つもの。その力をいつも身に着けられるよう、「財布に宝石を付属する」という新しい発想が生まれました。

 

自身のお守りとしてはもちろん、贈り物としてもお喜びいただけております。

 

 

 

 

 

「妥協のないこだわりと高い技術力」

 

 

このアイレットパーツは通常のプレスによる製作ではなく、ネジなどの精密さが求められる工業製品を製作するのに用いられる切削^※という技術を用いています。

 

また、二重環部分は鉄で製作することで強度を増し、裏面をフラットにすることで革へのあたりを減らすなど、妥協のないこだわりと高い技術力により生み出された、シンプルでシャープなルックスと使う人に寄り添ったストレスフリーな機能性を両立したデザインです。

 

^{※切削加工とは
切削加工は「切削」という文字が表す通り、刃物で素材を切ったり削ったりして、希望の形状を作り出す加工のことです。除去加工の一種であり、図面通りの形状に1つずつ高精度で製作することが可能です。}

 

 

 

 

 

「大胆にアクセサリーに転換」

 

 

そんなアイディアから誕生したアイレットパーツは、、これまで1000型以上の商品に採用され、今やブランドらしさを表現したデザインポイントとしても認知されるようになりました。

 

そのアイレットパーツを大胆にもアクセサリーに転換。代表的なモチーフをコンセプチュアルにデザイン。原点を見直し、アップデートをし続けています。

 

 

 

 

 

JAMHOMEMADEのデザインコンセプト

 

 

増井元紀（JAMHOMEMADEディレクター）曰く

 

 

「ものの“形”や“デザイン”というものは、すでに出尽くしています。
既製品で売っているものはデザインで、どうこうっていうのは完成しているので、そこに重点を置く必要性はそんなに無いと思っています。だからむしろシンプルに、シンプルであればあるほど個性を出すのは難しいですが、その背後に潜むストーリーで世界観を創っていく。もっと内面的にコンセプチュアルであるということ。それってすごく伝わりにくかったりもするのですが（笑）」

 

 

デザインの本質という根源的な問いに、とある天才は「機能に準じて形態が自ずと決まる」と答えた。
何気なく接している日常品の数々にも、そんな名言は見事に当てはまる。

 

例えば、ジャムにおける、安全ピンなどがそれである。

 

進化する必要性のないほどに完成されたプロダクトの形態。それをシルバーに置き換え、肌に最も近いプロダクトとして訴求する、ジャムの奇想天外でいて、理に適った発想力が見事に具現化される。

 

 

 

 

 

「アイレットモチーフ商品」